シチリアの伝統菓子カンノーロってどんなお菓子？

シチリア島に入った途端にあちらこちらで見られるようになるお菓子カンノーロ。
伝統的なお菓子で、小麦粉ベースで作られた生地を四角に伸ばして、金属製の筒に
生地を巻いたまま油で揚げ、中にリコッタチーズをベースにした甘いクリームを
詰めているものです。

もともとは謝肉祭を祝って作られる季節菓子だったそうですが、現在では年中
食べることができます。
この写真のカンノーリはリコッタチーズのクリームとチョコレートクリームの2種で、
ピスタチオがふんだんにトッピングされてあり、ほんとに美味しかった！！

外側の生地もプレーンなものもあればココアを混ぜたものもあり、中のクリームも
リコッタチーズをベースにして、ドライフルーツやアーモンド、チョコチップ、
ピスタチオなど加えたものなど様々あるようです。
また、リコッタチーズではなく、カスタードクリームを詰めたものもあったり、
地域やお店によって様々あるので、食べ比べてみるのも楽しいです！
カンノーリの専門店もありましたが、注文してからクリームを詰めてくれるので
クリームから出てくる水分で皮がふやけることなく、カリカリの状態で食べられる
ので、できればその方がおすすめ！

筒状に揚げるのも難しそうですが一度作ってみたいなぁ！

※ちなみに複数形だとカンノーリ！